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野生植物写真館 掲示板
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ホンゴウソウがややこしいことに? 投稿者: 投稿日:2023/12/13(Wed) 11:05 No.9801   HomePage
画像掲示板なのに画像がなくてすみません。
2023年の出会った花のノソコソウ、初めて知りました。
写真を見る限り、ホンゴウソウと見分けがつきませんが、どうやら、ホンゴウソウ属は、たくさんの種類があることが、分かってきているのですね。
これまで、ホンゴウソウと思って見ていたものが、実は、ちがう種だったかも?
素人の植物ファンからしたら、これ以上分けないでくれ〜!って思いますが、そうもいかないですよね。



Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2023/12/13(Wed) 22:21 No.9802   HomePage

 ほととぎさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。この仲間は情報なしでで探索しても見つけるはむずかしそうですよね。ましてや、種ごとのちがいなんて…。ノソコソウは、雄花の先端が糸状にのびるのが特徴の1つで、ピテカン&カッパさんの作品からもわずかに確認できます。

 わたしからはウメモドキの果実を紹介します。先月、地元の山で撮影したもので、今ごろは雪をかぶっているかもしれません。よく見ると、ヘクソカズラの果実も混じっています。



Re: ホンゴウソウがややこしいことに? ピテカン&カッパ - 2023/12/19(Tue) 20:15 No.9808  

ほととぎさん。宮本さん。
こんばんは。

私達の投稿にコメントをいただいたようで気付きませんでした。
ノソコソウは、従来ソロモン諸島とインドネシアのパプア州に分布するとされていたのですが、2018年に日本新産として石垣島に分布することが発表され、その後、西表、沖縄本島にも分布が確認された種だということです。
ホンゴウソウ科の中でもとりわけ色鮮やかなノソコソウですが、雄花の6枚の花被片の大きさが等しく、その先端に糸状の付属物がみられることで、他のホンゴウソウ科との区別ができるそうです。といっても、マクロで撮影した画像を拡大してやっと分かるかどうかです。
ピンボケですが、糸状の付属物が見える写真を添付します。



Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2023/12/19(Tue) 22:49 No.9810   HomePage

 ピテカン&カッパさん、ノソコソウのクローズアップをありがとうございます。うす暗い生育環境でしょうから、撮るのもひと苦労、ふた苦労されたでしょう。糸状の付属物はもちろん、雄花の花被片のようすもわかって、理解の一助になりました。この種はほかの近縁の新種とちがい、南半球に分布する種が南西諸島でも見つかったということで、独特の立ち位置ですね。

 わたしからは菌従属栄養性植物つながりで、この5月に仙台市内で目にしたギンリョウソウを紹介します。こちらは雪国とあって、ホンゴウソウ科は見当たらないのはやむを得ないところです…。

 それから、菌従属栄養性植物にご興味を持たれた方々向けに、入門書として今年発刊された「「植物」をやめた植物たち」を紹介します。表紙のホシザキシャクジョウをはじめ、菌従属栄養性植物の写真が盛りだくさんです。今は各サイトとも品切れのようですので、再販を期待したいと思います。
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=7202



Re: ホンゴウソウがややこしいことに? ピテカン&カッパ - 2023/12/20(Wed) 22:43 No.9811  

宮本様

こんばんは。
「「植物」をやめた植物たち」私たちも発刊されてすぐに購入しました。最新の研究成果を分かりやすく解説しており、内容の濃いすばらしい本ですね。何といっても、写真が素晴らしく、眺めているだけでもワクワクしてきます。


Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2023/12/21(Thu) 21:22 No.9814   HomePage

このムックでは、コウベタヌキノショクダイ、ヤクノヒナホシなど、わたしには未見の植物のほか、生前、末次先生に協力されていて、先年、剱岳で事故で亡くなられた新井和也さんが撮影した「葉緑素を持たないキンラン」が取り上げられていたのが個人的にはうれしかったです。機会があれば、これらの探索に出向きたいものです。


Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2023/12/30(Sat) 13:26 No.9817   HomePage

宮本さん、ヒデカン&カッパさん、

ちょっと見ないでいるうちに、たくさんの返信を頂き、ありがとうございます。
ただでさえ見つけづらい植物たちなのに、ここ最近、従属栄養植物の研究が進んでいるのですね。
「「植物」をやめた植物たち」、中古品があったので、注文しました。値段にプレミアがついちゃってましたけど。


Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2023/12/30(Sat) 14:40 No.9818   HomePage

ほととぎさん、今年の秋に発刊されたばかりなのに、もうそんなに高く取引されているとは…。
本来、児童向けのムックなのでしょうが、植物好きの人たちが競うように購入しているのでしょうね。届くのを楽しみにしていてください。


Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2024/01/24(Wed) 23:55 No.9819   HomePage

亀レスですみません。
「「植物」をやめた植物たち」はすぐに届き、読みました。
従属栄養植物(腐生植物ではなく、最近はこう呼ぶのですね)の研究が、ここ最近で、凄く進んでいるのですね。

1/22のNHK BSのワイルドライフで、「つながる小さな命 牧野富太郎と南方熊楠が見つめた自然」をやっていましたが、内容は、ほとんどが、従属栄養植物に関するものでした。
なかなか見られない貴重な植物の映像がいろいろ見られて、おもしろかったです。
森の土壌の中は、植物、菌類、粘菌類などの根や菌糸のネットワークが張り巡らされていて、全体でひとつの生命体のようになっていることが、わかりつつあるんですね。

人間の体にしても、体表面にも、腸内にも、細胞の数の何倍もの菌が住み着いています。
マクロの世界でも、ミクロの世界でも、いろんな生物が複雑に絡み合っていることが分かってきて、興味はつきません。

従属栄養植物も、小さくて目立たなくて気づかないだけで、案外、もっと、たくさんあるのかもしれませんね。


Re: ホンゴウソウがややこしいことに?  - 2024/01/28(Sun) 20:13 No.9821   HomePage

ワイルドライフでその特集があるのは知っていたのですが、すっかり録画を失念していました…。BSは無料のNHKプラスでアーカイブを見ることができないのが難点です。
最近になって、さまざまな従属栄養性植物が気づかれるようになったわけですが、ほととぎさんのおっしゃるように、人間が知らないだけで、むかしから見えないところで多くの生物が関係しながら生きてきたのでしょうね。


チチッパベンケイ 投稿者: 投稿日:2023/12/22(Fri) 17:46 No.9815  
宮本様、みなさま、
今年の花ベスト集への掲載ありがとうございます。
宮本さんが仙台に来られたので身近な東北の花々の情報を詳しく知ることができてとてもありがたいです。

アオノイワレンゲのすぐそばに咲いていたいたチチッパベンケイを添付します。海のすぐそばで見たので肉厚の葉の海岸植物かと思いましたが、普通は山に生えているとのことで驚きました。



Re: チチッパベンケイ  - 2023/12/22(Fri) 21:07 No.9816   HomePage

 ridge_lineさん、こんばんは。チチッパベンケイをありがとうございます。わたしは、この花はいちど咲いているのを見たっきりで、最近は目にできないままです。海近くに生えているとは、やはり北に行くほど標高の低いところに下りてくるのでしょうね。

 わたしからはベンケイソウ科つながりで、ホソバイワベンケイを紹介します。今年6月に早池峰山で撮影したものです。仙台を起点にして東北のあちこちに足を向けられるようになったのはうれしいですが、岩手県については盛岡より北を歩くチャンスがなかったので、来年はチャレンジしたいと思います。



サクラスミレ白 投稿者:ゆうここババ 投稿日:2023/12/17(Sun) 11:17 No.9806  
宮本様 今日は
今年の花ベスト集への掲載有り難うございました
いつも出かける近くの草原のサクラスミレ白です



Re: サクラスミレ白  - 2023/12/17(Sun) 19:48 No.9807   HomePage

 ゆうここババさん、こんばんは。今回も「ベスト集」に参加いただき、感謝を申し上げます。また、シロバナサクラスミレをありがとうございます。そういえば、わたしはサクラスミレの白花についてはまだ、見るチャンスがないままです。サクラスミレは宮城県でも見られますので、そのうち出会えるかもしれません。

 わたしからはシロヨメナを紹介します。先月、自宅からほど近い太白山で撮影したものです。11月ともなればもう、キク科くらいしか花は見当たらなくなります。



イヌセンブリ 投稿者:ホテイラン 投稿日:2023/12/14(Thu) 19:57 No.9803  
「今年出会った花ベスト集」への掲載、ありがとうございました。
11月上旬に山梨の方が同行されました四国以降残念ながら動きがとまっていて、季節外れのイヌセンブリになりました。
ジブリパークで賑わう愛・地球博公園から歩いて30分ほどの小さな棚田(耕作放棄されていますが)に生き残っています。
東山植物園や名古屋大学では 伊藤圭介生誕220年の記念展示や講演会が続いています。



Re: イヌセンブリ  - 2023/12/14(Thu) 22:02 No.9804   HomePage

 ホテイランさん、こんばんは。イヌセンブリをありがとうございます。今回も「ベスト集」に参加いただき、ありがとうございました。イヌセンブリはどこも数が少なく、神奈川県ではいちど見たっきり、仙台では未見です。ご地元では見る機会があるそうでなによりです。

 わたしからはキッコウハグマを紹介します。こちらも先月、地元の山で撮影したもので、閉鎖花のものばかりかと思いきや、ようやく開放花も見つかりました。



2023年版・今年出会った花ベスト集 投稿者:ピテカン&カッパ 投稿日:2023/12/10(Sun) 23:13 No.9799  
宮本さん
こんばんは。

「今年出会った花ベスト集」への掲載、ありがとうございます。
他の皆様の投稿写真、楽しみの見させていただいております。

先月末に紀伊半島に出かけた時に出会ったキクシノブです。
紀伊半島では、キクシノブを始め関東では見ることのできないシダに沢山出合うことができました。



Re: 2023年版・今年出会った花ベスト集  - 2023/12/10(Sun) 23:31 No.9800   HomePage

 ピテカン&カッパさん、こんばんは。キクシノブをありがとうございます。たしかにキクを思わせるかたちですね。「ベスト集」ではお待たせしてしまいましたが、ようやくピテカン&カッパさんの作品を掲載することができました。紀伊半島ではほかにも、キイシオギクやタイキンギクなど、このエリアならではの植物をごらんになられ、充実した遠征となったようでよかったですね。

 わたしからはシロダモを紹介します。今日の仙台は暖かく、自宅裏山を散策したところ、たわわに真っ赤な果実をつけていました。

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Modified by isso