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サワヒヨドリ ジュンサイ トキソウ
ミズトンボ ヒメミクリ   コガマ

そのほかの樫原湿原の植物

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樫原湿原

 脊振山地と天山のあいだは盆地のような地形となっていて、山から流れこむ水がたまりやすく、湧水もあって、そうした環境で形成されたのが樫原(かしばる)湿原です。ここでは古くから薪炭用の雑木伐採や火入れが行われるなど、里山に暮らす人々の生活と密接に関わりあうことで、湿地環境が維持されてきました。標高600mほどの山あいの一帯に約12haの湿原が広がり、木道などの散策路も整備されて、湿地や湖沼に生える植物を多く観察できます。
 この湿原では、トキソウミズトンボなどの湿地生のランが多く見られるほか、ミツガシワヒツジグサのように、寒冷期に分布を南に広げ、温暖化になってからも遺存的に生育する植物も知られています。