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イズカニコウモリ アシタカマツムシソウ イズコゴメグサ
ソナレセンブリ アマギシャクナゲ イワタイゲキ

そのほかの伊豆半島の植物

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センリョウ
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アマギカンアオイ
シモダカンアオイ
ランヨウアオイ
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ジンバイソウ
マムシグサ
スイセン
ササユリ
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伊豆半島

 伊豆半島は100万年ほど前、太平洋を北上してきたフィリピン海プレート上の海底火山群が本州と衝突してできたとされます。半島のつけねにある箱根をはじめとして、万三郎岳(標高1,405m)を最高峰とする天城山などの急峻な山々がつらなるとともに、西伊豆の一部をのぞいて平地の少ない地形にその名残をとどめており、この点、面積のわりに低い山が多く、平地が広がる房総半島とは対照的です。
 このような地史的要因が影響しているのか、伊豆半島からはフォッサマグナ要素などの特徴的な植物が多く知られており、海岸の植物についてみると、ワダンイソギクのように房総半島と共通するもののほか、伊豆半島を東限とするアゼトウナや、伊豆諸島に分布の中心があるソナレセンブリやシマホタルブクロなどもあって、この半島が植物分布の境目であることを実感できます。また、山地の植物は箱根や富士山の周辺と共通するものが多く、なかにはイズカニコウモリアマギシャクナゲなどの固有種も知られています。