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オオヒラウスユキソウ ヤマルリトラノオ ミネアザミ
イブキボウフウ オシマレイジンソウ カラフトマンテマ

そのほかの大平山の植物

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大 平 山

 渡島半島の北部、狩場山地にある大平山(おびらやま、標高1,191m)は、一般的な知名度こそ低いのですが、北海道でもごく一部だけに分布する植物が多くあることで知られています。ここと崕山の固有種であるオオヒラウスユキソウをはじめ、カラフトマンテマやフタマタタンポポなどの特徴的な植物がみられるほか、北海道でも南部に位置するせいか、ヤマルリトラノオウゴアザミのように本州と共通する植物も分布します。
 大平山の登山ルートは1つのみ、長い樹林下の道を登りつめれば、一面に広がる斜面の草原や石灰岩の露頭でこれらの植物を目にすることができますが、ガイドブックなどの情報が少ないうえ、登山者は少なく、道は細くて刈払いされていないので、登山は慎重に検討する必要があります。