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タマスダレ (玉簾)
Zephyranthes candida
 園芸利用の逸出帰化で白い大きな花を咲かせるものといえば、春のハナニラホソバオオアマナに対し、夏はタマスダレが代表と言えます。欧米では、属名の「ゼフィランサス」の名で栽培される南米原産の球根植物で、極細の常緑の葉をたくさん伸ばし、夏にはチューリップと同じくらいの大きな純白の花を1つずつ上向きに咲かせます。細い葉が並ぶさまを「すだれ」にたとえたのは分かるのですが、花は玉にはどうにも思えず、あるいは丸くふくらんだつぼみから連想したものかもしれません。
■撮影地別
 ○神奈川県藤沢市


クローズアップ
■群落
2021.7.12 神奈川県藤沢市
2021.7.12 神奈川県藤沢市
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