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ハマジンチョウ (浜沈丁)
Myoporum bontioides
 「九州西廻り分布植物」という概念は、長崎大学名誉教授の中西弘樹先生が提唱したもので、熱帯性の植物で琉球列島〜九州西部に北上分布したもの(九州東部には分布しない)とされます。ハマジンチョウは、タヌキアヤメサキシマフヨウと同じく、長崎県では島嶼部等に分布するこの類型の植物の代表です。三重県からも知られますが、これは古い時代に植えられた可能性もあるそうです。海岸の砂地に群生し、高さは1〜2mほど、2月には長さ3cmもある紫色の花をたくさんつけます。
■撮影地別
 ○長崎県五島市

クローズアップ
■群落
2018.2.24 長崎県五島市
2018.2.24 長崎県五島市
Before Plant   Next Plant 2018.2.24 長崎県五島市
“特選”Photo Gallery「ハマジンチョウ」