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タカネスズメノヒエ (高嶺雀の稗)
Luzula oligantha
 高山に生える単子葉植物のうち、細長い葉と地味な花をつけるものとしては、種類の多いカヤツリグサ科とイネ科のほかにイグサ科もありますが、慣れないうちはイグサ科にまではなかなか頭が回わりません。ところが高山に登ると、湿原や流水ぞいなどの湿ったところをはじめとして、イグサ科の植物を意外と多く見かけることができます。イグサ科のなかでは、タカネスズメノヒエは乾燥したところを好むほうで、高山帯の草地や砂礫地でイネ科などとともに生え、黒っぽい花序が特徴的です。
■撮影地別
 ○北海道夕張岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.7.8 北海道夕張岳