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タカネフタバラン
(高嶺双葉蘭)
Listera puberula
 亜高山の針葉樹林下に生えるフタバランは、コフタバランミヤマフタバラン、タカネフタバランと3種類あり、2枚セットの葉だけだとどれか見当もつきませんが、咲いていれば悩まずに名前を特定できます。「高嶺」だからといって、他の2種よりとりたてて高いところを好むわけではありません。花の唇弁はいずれも先端が2つに裂けていますが、コフタバランでは細長くとがり、ミヤマフタバランは先端は幅広くて角ばるのに対し、タカネフタバランは全体に緑っぽく、唇弁の先は丸っこいのが特徴です。
■撮影地別
 ○長野県八ヶ岳
 

クローズアップ
群落
1994.8.19 長野県八ヶ岳
2007.8.19 長野県八ヶ岳
Before Plant   Next Plant          2007.8.19 長野県八ヶ岳