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マルバオウセイ (丸葉黄精)
Polygonatum falcatum ver.trichosanthum
 「オウセイ(黄精)」というのはナルコユリのことで、その根が漢方で強壮作用があることからこの名前があります。マルバオウセイはナルコユリに近縁で、「日本の野生植物」(平凡社)の旧版には「長崎県野母崎に産するという」とありましたが、実際には長崎県内に広く分布します。葉が大きくて丸っこいことからついた名前ですが、実際には葉の形には幅があるようです。長崎転居直後に向かった野母崎ではまだ早かったのですが、その2年後に訪ねた五島では、鬼岳へ向かう道路沿いで満開となっていました。
■撮影地別
 ○長崎県五島市


クローズアップ
群落
2019.4.27 長崎県五島市
2019.4.27 長崎県五島市 2019.4.27 長崎県五島市
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