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ヒロハテンナンショウ (広葉天南星)
Arisaema robustum
 本州の日本海側でもテンナンショウはいろいろな種類が現れますが、福島県から新潟県、長野県あたりの深山でよく目にするのがヒロハテンナンショウです。本州のほか、北海道と九州の北部にも分布し、幅広の小葉が特徴のテンナンショウで、ムサシアブミほど大きくはないにせよ、ふつう1枚つく葉は花よりも高い位置に広がっていて、まるで大きな手を広げて雨を避けているかのようです。写真では花は1つだけですが、子球をつくって増えるせいか、たいていは2〜3の花がまとまって咲いています。
■撮影地別
 ○新潟県長岡市
 ○群馬県尾瀬(果実期)

■クローズアップ
■群落
2007.5.3 新潟県長岡市
2011.10.9 群馬県尾瀬
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