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ハマツルボ (浜蔓穂)
Scilla scilloides var. litoralis
 関東南部〜伊豆半島の海岸草原には、花序が短く、花の数も少ないタイプのツルボがあり、高さは10〜20cmほどで、ふつうのツルボの半分以下しかありません。最近になってこれを変種レベルで区別し、ハマツルボとする考えが示されています。たんに強風などの厳しい自然環境の影響で花序が長く伸びないのではなく、こうした環境に適応して、遺伝的にも低い花序が固定化されているのでしょう。秋の気配が漂いはじめた三浦半島では、イソギクの葉のすきまから花序を多く上げていました。
■撮影地別
 ○神奈川県三浦市


クローズアップ
■群落
2021.9.4 神奈川県三浦市
2021.9.4 神奈川県三浦市
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「ハマツルボ」