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トウゴクサイシン (東国細辛)
Asarum tohokuense
 ウスバサイシンについては、2007年に花のかたちなどから4種に分ける見解が示されました。これによると、萼筒の開口部が外径の半分以上と大きく、萼裂片の先端がとがるといった特徴を持つものはトウゴクサイシンとされ、東北〜関東地方北部を分布域となっています。この日、トウゴクサイシンを見かけた山では、カタクリキクザキイチゲが咲きみだれ、前年の原発事故を忘れさせるような春色に彩られていました。しかしこの山を越れば今も居住できない地域で、現実の厳しさを実感しました。
■撮影地別
 ○福島県南相馬市
 ○宮城県仙台市

クローズアップ
■群落
2012.4.30 福島県南相馬市
2012.4.30 福島県南相馬市 2023.4.9 宮城県仙台市
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