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キクザキイチゲ (菊咲一花)
Anemone pseudo-altaica
 キクザキイチゲは北海道〜近畿の低山や深山に広く分布するアネモネの仲間ですが、その本拠は日本海側にあるとみえ、関東地方など太平洋側では、目につくのは葉ばかりで花はちらほら、といったことが多いようです。これに対し、日本海側の雪どけあとの斜面ではしばしば一面の群生となり、花色も白だけでなく淡紫色、濃紫色とさまざまで、このあたりが遺伝的多様性に富んだ地域と感じさせます。花弁のように見える萼片は10枚前後と多く、天気のよいときだけきれいに開きます。
■撮影地別
 ○石川県金沢市
 ○宮城県泉ヶ岳
 ○新潟県新潟市
クローズアップ
群落
2001.4.14 石川県金沢市
2016.3.27 新潟県新潟市 2023.5.3 宮城県泉ヶ岳
2016.3.27 新潟県新潟市 2023.4.16 宮城県荒沢湿原
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