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タカネハンショウヅル (高嶺半鐘蔓)
Clematis lasiandra
 ハンショウヅルと名前のつくクレマチスには西日本に固有のものが数種あり、このうち広く近畿〜九州に分布するのがタカネハンショウヅルです。山地の明るい林縁に生えますが、長崎では目にすることがないままで、島原半島まで足を伸ばすこととしました。生えていたのは普賢岳の噴火の影響を受けた山腹でしたが、シマバライチゴと共存するようすからすると、やはり先駆的植物なのでしょう。花はハンショウヅルより小さめで長さ2cm弱、花期はこの属ではいちばん遅い9〜10月です。
■撮影地別
 ○長崎県島原市
 〇長崎県島原市(果実期)

クローズアップ
■群落
2019.10.14 長崎県島原市
2019.10.14 長崎県島原市 2019.10.14 長崎県島原市
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