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ナガボノアカワレモコウ
(長穂の赤吾亦紅)
Sanguisorba tenuifolia var. purpurea
 初めてナガボノアカワレモコウを見たのは尾瀬ヶ原でした。広い湿原でひときわ高くのびるワレモコウの中に、他に比べて花穂が長く、たれ下がるようにして咲いているものがあるのに気づきました。あとで調べてみると、ワレモコウと近縁の別種にナガボノアカワレモコウという種類があり、尾瀬ヶ原にも分布することがわかりました。種としては北東アジアに広く分布し、花の色などでいくつかの変種に分けられています。両種はよく似ていますが、ワレモコウに比べると葉はやや細いように感じます。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 1992.8.19 群馬県尾瀬ヶ原