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ナエバキスミレ (苗場黄菫)
Viola brevistipulata var. kishidai
 ナエバキスミレはオオバキスミレの変種の一つで、名前にもなっている苗場山(標高2,145m)をはじめ、上越国境付近の亜高山に分布します。母種よりも草丈が低く、葉は小型で輪生状につくのが特徴です。また、根茎により栄養繁殖も行うため、写真のように一面の群落となることもあります。谷川岳(標高1,977m)はナエバキスミレが身近に見られるところで、6月にロープウェイで天神平まで上がると、雪が解けたばかりの草地に咲くナエバキスミレを見ることができます。
■撮影地別
 ○群馬県谷川岳

 
クローズアップ
群落
1998.6.10 群馬県谷川岳
2022.7.24 群馬県谷川岳 1998.6.10 群馬県谷川岳
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