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マツノハマンネングサ (松の葉万年草)
Sedum hakonense
 マツノハマンネングサは、富士山周辺から関東地方の南東部にかけての低山に分布し、ブナなどの大木に着生します。地表や岩場から樹上に生育環境を移したわけで、マンネングサの仲間でも特殊な種類で、生えるのは霧が発生しやすく、安定的に水分が補給される環境に限られます。名前のとおり細長い葉を密につけ、他のマンネングサより全体に大型です。見上げるようなところでしか目にする機会がありませんが、このときは運よく、苔むした枝に群生するようすを真近で撮影できました。
■撮影地別
 ○山梨県


クローズアップ
■群落
2008.8.3 山梨県
2008.8.3 山梨県   
Before Plant   Next Plant    “特選”Photo Gallery「マツノハマンネングサ」