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マグワ (真桑)
Morus alba
 養蚕は5千年以上前に中国で始まったといい、当時は野生のマグワを取ってカイコに与えていたのでしょう。マグワはおそらく養蚕とともに日本にもたらされ、放棄されたりしたマグワが自生状態となって、人里近くの丘陵地などで見られます。雌雄異株で、管理されなければ高さ数mになります。写真は雌株で、花柱が短いことでヤマグワと区別でき、雄株はヤマグワより花序が長いのが特徴です。果実ははじめ赤く、熟すと黒っぽくなり、関東でドドメ、英名ではマルベリーと呼ばれ、食用になります。
■撮影地別
 ○神奈川県藤沢市


■クローズアップ

■群落
Before Plant   Next Plant 2020.4.5 神奈川県藤沢市