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エンビセンノウ (燕尾仙翁)
Silene wilfordii
 エンビセンノウの花は、フシグロセンノウなどほかのセンノウと異なり、ツバメの尾を思わせる細長く切れこんだ花弁を持つのが特徴です。北海道と本州中部のごく一部に分布しますが、このかわった花が災いして園芸目的の盗掘が絶えず、その数を大きく減らしています。夕刻にたどり着いたアシ原では、エンビセンノウの朱色の花が浮かびあがるように咲いていました。茎はまわりに寄りかかっていて、構図を横切るアシをのぞこうとすると、エンビセンノウも倒れてしまい、あわてて戻しました。
■撮影地別
 ○長野県


クローズアップ
■群落
2006.8.19 長野県
2006.8.19 長野県
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