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アキヨシミミナグサ (秋吉耳菜草)
Cerastium akiyoshiense
 秋吉台周辺の銅山跡には、伊吹山と同じくコバノミミナグサが分布することが知られていましたが、門田裕一さんが調査された結果、2015年に新種としてアキヨシミミナグサが記載されました。現地を訪ねると、砕けた瓦礫や金屑が散らばった裸地や草地に群生するようすが見られました。花弁が小さく、切れこみが浅くて先端がとがることや、萼が短く背面に腺毛が生えることなどが特徴ですが、分布が重なるミミナグサとは花が大きくて花弁の幅があり、萼より花弁が長いことで識別可能です。
■撮影地別
 ○山口県美祢市


クローズアップ
■群落
2025.5.18 山口県美祢市
2025.5.18 山口県美祢市 2025.5.18 山口県美祢市
2025.5.18 山口県美祢市 2025.5.18 山口県美祢市
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