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ヤマクルマバナ (山車花)
Clinopodium chinense ssp. glabrescens
 ハコネクサアジサイを求めて林道をウロウロしていたとき、見慣れないトウバナ属が現れました。イヌトウバナにしてはやけに大きく、高さ1m近いものもあります。盛んに枝分かれし、それぞれの茎の先端に花序をつけています。オオミヤマトウバナだろうと聞いたものの心当たりがなく、帰宅後に「神奈川県植物誌2018」や「日本の野生植物」を開いて、ヤマクルマバナの別名と知りました。大型であるほか、花のつけねから伸びる小苞が花柄よりも長く、目立つのがイヌトウバナとのちがいです。
■撮影地別
 ○静岡県熱海市


クローズアップ
■群落
2020.8.10 静岡県熱海市
2020.8.10 静岡県熱海市
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