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タカサブロウ (高三郎)
Eclipta thermalis
 タカサブロウは水田や湿地に生える1年草で、水稲の穂が黄金色に色づきだすころ、直径1cmほどの白い花をつぎつぎに咲かせます。水田雑草の常で、水稲の収穫が終われば一緒に鋤きこまれてしまいます。ところがそこはよくしたもので、早めに開花したものからこぼれ落ちた種子が散布され、翌年の発芽、生長につながっていきます。水稲の伝搬とあわせて持ちこまれた史前帰化植物とされますが、最近ではアメリカタカサブロウにおされてしまい、よほど注意して確認しないと気づけません。
■撮影地別
 ○神奈川県葉山町


クローズアップ
■群落
2025.9.20 神奈川県葉山町
2025.9.20 神奈川県葉山町 2025.9.20 神奈川県葉山町
2025.9.20 神奈川県葉山町 2025.9.20 神奈川県葉山町
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