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ミソガワソウ (味曽川草)
Nepeta subsessilis
 ミソガワソウは亜高山帯の草地に生える植物で、南アルプスの北岳の大樺沢や、北アルプスの白馬大雪渓など、谷沿いの登山道で青紫色の花をたくさんつけたミソガワソウの群落をみることができます。紫色系の花をつける植物は、紫色系の色素に関する遺伝子が発現しないことが多いらしく、しばしば白花が見られますが、ミソガワソウについても白馬大雪渓の下部などではかなりの数の白花をつける個体があります。また、白山の馬ノ背付近では通常の花に混じって桃色花をつける個体もみかけました。
■撮影地別
 ○山梨県北岳
 ○石川県白山(桃色花)

■クローズアップ
■群落
1994.8.5 山梨県北岳
2002.8.25 石川県白山
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