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コマウスユキソウ (駒薄雪草)
Leontopodium shinanense
 日本のウスユキソウとしてはもっとも小さく、高さ10cmにも満たないのがコマウスユキソウです。そのようすから「ヒメウスユキソウ」とも呼ばれます。中央アルプスの木曽駒ヶ岳周辺に特産し、千畳敷から山頂へとカールを登る途中の岩場や、「馬の背」と呼ばれる稜線の風衝地に生えます。希少な植物が遺存することで知られる超塩基性岩地でなく、花こう岩からなる山である木曽駒ヶ岳だけに、なぜコマウスユキソウが分布するようになったのでしょうか、興味がつきないところです。
■撮影地別
 ○長野県木曽駒ヶ岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 1999.8.8 長野県木曽駒ヶ岳