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ウスユキソウ (薄雪草)
Leontopodium japonicum
 日本に分布するウスユキソウは高山に生える種類が多く、高原の草地や岩場で見ることのできるのはウスユキソウだけです。茎の先端に白い大きな花をつけているように見えますが、じつは中心にあるのは小さな花が集まってできた「頭花」で、そのまわりにあって白い花弁のように見えるのが「苞葉」と呼ばれる葉です。この苞葉が花弁のような役割をはたして昆虫を呼びよせています。8月ごろが花期ですが、7月下旬、甲府盆地東側の大菩薩峠を訪ねると、早くもウスユキソウが満開になっていました。
■撮影地別
 ○山梨県大菩薩峠
 ○長野県高峰高原

クローズアップ
■群落
1999.7.31  山梨県大菩薩峠
2007.8.4 長野県高峰高原
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