Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > カミガモソウ

カミガモソウ (上賀茂草)
Dopatrium junceum
 カミガモソウの名前は、京都市内の上賀茂で見つかったことからついたもので、なんだか雅な印象で得をしていますが、現在ではこの地では消えてしまい、兵庫県から鹿児島県にかけての数ヶ所だけから知られます。いずれも山中の湿地に生えるということで、かつて分布を広げたものの遺存的な環境に残ったものかもしれません。8月、葉のつけねに1つずつ小さな白い花を上向きにつけますが、開花個体はどういうわけか、高さ5cmほどのミニサイズから20cm近くのものまで幅があります。
■撮影地別
 ○長崎県佐世保市


クローズアップ
■群落
2018.8.25 長崎県佐世保市
2018.8.25 長崎県佐世保市
Before Plant   Next Plant