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アブノメ (虻の目)
Dopatrium junceum
 岐阜県東部の山あいを移動すると、稲刈りの真っ最中でした。休耕田がないかと思っていると、農家の前に水を張ったままの水田があり、車を降りて近づいてみたところ、アブノメが花をつけていました。高さ10〜25cmの1年草で、小さな葉が株元に対生するほか、茎にも葉がつきますが、ごく小さくて、まるで虫に食われて茎だけの丸裸になった野菜のようです。淡紫色の開放花は茎の先端に、閉鎖花は茎の上部の葉のつけねにつきますが、後者からアブの目を連想して名前があります。
■撮影地別
 ○岐阜県恵那市
 ○長崎県諫早市

クローズアップ
■群落
2009.9.21 岐阜県恵那市
2018.8.20 長崎県諫早市
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