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チョウジコメツツジ (丁字米躑躅) | |
Rhododendron tetramerum | |
29年ぶりに八ヶ岳稜線を縦走すると、当時の同時期より2週間は開花が進んでいて、ウルップソウの花序はすがれていました。岩場を越えつつ進むうち、チョウジコメツツジが張りつくように生えているのに気づきました。コメツツジ類のなかでも個性的な種類で、名前の由来となった、花冠が広がらずに筒状になる特徴のほか、その裂片は4裂し、雄しべの数も4本であるなど、5を基本とする他のコメツツジと異なります。本州中部の亜高山〜高山帯の岩場に生え、7月頃に白〜薄桃色の花をつけます。 | |
■撮影地別 ○長野県八ヶ岳 ■クローズアップ ■群落 |
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2025.7.20 長野県八ヶ岳 |