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ワタスゲ (綿菅)
Eriophorum vaginatum
 一般に目をむけられることの少ないカヤツリグサ科の中にあって、ワタスゲは綿のような白い果穂をつけて群生するおかげで、ハイカーにもよく知られている植物です。尾瀬ヶ原では、ニッコウキスゲが咲く少し前、6月下旬から7月上旬にかけて果穂をのばし、年によって増減はありますが、湿原が真っ白に見えるほどになることもあります。ワタスゲの花期は早く、果穂とちがってなかなか見る機会はありませんが、雪が消えたばかりの枯れ草色の湿原で、黄色の絵筆のような花穂をのばします。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原


■クローズアップ
群落
1994.6.26 群馬県尾瀬ヶ原
Before Plant   Next Plant           1994.6.26 群馬県尾瀬ヶ原