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トボシガラ (点灯茎)
Festuca parvigluma
 この日の朝、鎌倉市街を囲む稜線につけられたハイキングコースを散策していたところ、トボシガラが群生し、花序を垂れ下げているのに気づきました。高さ30〜60cmの多年草で、小穂には3〜5花をつけ、その先端から1cm前後の長い芒をのばすため、花序全体をみると芒がよく目立ちます。名前の由来がはっきりしない種類で、古い水稲品種「唐法師」に似ているためという説や、「点灯茎」という字を当てる説があり、後者だとすると、かつては火をおこすのに使われたのかもしれません。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2020.7.12 神奈川県鎌倉市