Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > テキリスゲ

テキリスゲ (手切菅)
Cyperus kiotensis
 スゲ属には湿りけのあるところを好む種類が多くあり、このため、冬に積もった雪が水分の供給源となる日本海側の多雪地は、湿原や沢すじをはじめとして、とりわけさまざまな種類が分布する地域といえます。ヒメカイウを見ようと歩いた群馬県の山奥でも、散策路ではテキリスゲのほか、ミノボロスゲサドスゲなどいろいろなスゲが現れました。テキリスゲはたれ下がる長い雌花序が特徴で、北海道から九州まで広く分布します。名前の由来は不明ですが、その葉で手を切りやすいということでしょうか。
■撮影地別
 ○群馬県みなかみ町


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2007.7.7 群馬県みなかみ町