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テガタチドリ (手形千鳥)
Gymnadenia conopsea
 亜高山帯から高山帯にかけて分布するランの仲間は、大きさや花の色もさまざまですが、テガタチドリはその中では目立つ色の花をつけ、草丈も高いため、登山者の目にもふれやすいものの一つです。その名は根の形が掌状であることに由来します。この日の朝、白馬岳の山小屋で目を覚ますと、前日の暴風雨はやんで、無風の曇天となっていました。猿倉へ向かう登山道を下っていくと、大雪渓の手前の「葱平」と呼ばれる高茎草原では、早くもテガタチドリがあちこちで咲いていました。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳
 ○長野県八ヶ岳

クローズアップ
■群落
2002.7.14 長野県白馬岳
2006.8.1 長野県八ヶ岳
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