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オオタマツリスゲ (大球吊菅)
Carex filipes var. rouyanamollicula
 春まだ浅い多摩西部の丘陵地を散策すると、雑木林の落ち葉のあいだからはシュンランがもう満開となり、ニオイタチツボスミレなど気の早いスミレも咲きはじめていました。シュンランの撮影を終えて足もとに目をやると、オオタマツリスゲが花をつけていました。早春に咲く落葉性のスゲで、側小穂には白いヒゲのような柄がヒョロヒョロとのびるのが特徴です。タマツリスゲの変種で、葉鞘がタマツリスゲとちがって紫色になることや、頂小穂が長くのびるところが母種との区別点となります。
■撮影地別
 ○東京都あきる野市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2008.3.29 東京都あきる野市