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ノゲヌカスゲ (芒糠菅)
Carex mitrata var. aristata
 この日は岩屋山神社から山頂を目指し、ツクシアオイを見たあとでスギ林下の登山道を下るうちにノゲヌカスゲが現れました。花序先端の雄小穂は長さ1cmほどと短く、雌小穂にかくれてしまって目立ちません。また、雌小穂にならぶ雌鱗片には長い芒がつき、小穂全体にトゲがならんでいるように見えます。全体にアオスゲ類に似た印象ですが、雄小穂は細く、棍棒状にならないことでヌカスゲ類とわかります。「ノゲ」とはなんだろうと思ったら、特徴ある「芒(のぎ)」からついた名前でした。
■撮影地別
 ○長崎県岩屋山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2017.5.5 長崎県岩屋山