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タカネシュロソウ
(紫高嶺青柳草)
Veratrum maackii f.atropurpureum
 タカネシュロソウは高山に生えるシュロソウの種内変異の一つで、ムラサキタカネアオヤギソウという別名もあります。高さ1mをこえるシュロソウとは比較にならないほど小さく、わずか30cmぐらいしかありません。黒っぽい紫色の花もシュロソウよりずっと小さいのですが、草丈が低いせいか高山ではかえって花が目につきます。至仏山では稜線部の草地に生え、同じころ近縁のタカネアオヤギソウも花を咲かせていて、花の色のほか、葉の幅が細めであることなど、両者を見くらべることもできます。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山
 ○長野県八ヶ岳

クローズアップ
■群落
1993.7.19 群馬県至仏山
2010.8.1 長野県八ヶ岳
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