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コタヌキラン (小狸蘭)
Carex doenitzii
 コタヌキランは、同属のタヌキランに似て小型であることからついた名前ですが、考えてみればどうして「蘭」なのかも不思議です。たしかにほかにも、「ノギラン(ユリ科)」、「クンシラン(ヒガンバナ科)」など、ラン科でないのに「蘭」とつく植物はいくらもあり、共通するのは単子葉植物であることくらいです。想像をたくましくすれば、ランのようにきれいな花を咲かせるからかとも思えますが、コタヌキランは当てはまりません。北海道から本州にかけての亜高山帯の草地や礫地に生えます。
■撮影地別
 ○群馬県谷川岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2015.7.12 群馬県谷川岳