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コゴメスゲ (小米菅)
Carex brunnea
 コゴメスゲは、スゲでは数少ない秋咲きの種類で、千葉県以西の海岸の草地や林内に生えます。大きなものは高さ80cmになり、花序の先端に多数の小穂をつけてたれ下げるため、ちょっと稲穂を連想させます。「小米」という名前もこれに由来するのでしょう。ナキリスゲに似ますが、葉の色が明るく、小穂が細いことが区別点です。三浦半島ではなかなか目にしなかったのですが、急に思い立って出かけたこの日、岬の草の斜面を登ると、運よく満開のコゴメスゲを見る機会に恵まれました。
■撮影地別
 ○神奈川県三浦市


■クローズアップ
■群落
2016.10.2 神奈川県三浦市
2016.10.2 神奈川県三浦市
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