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キバナノアツモリソウ
(黄花の敦盛草)
Cypripedium guttatum var. yatabeanum
 キバナノアツモリソウは、本州中部の亜高山帯と北海道の草原に生え、種としては北半球北部に広く分布する植物です。2つある側花弁の先端がくびれ、先端が肉厚になるのが日本に分布する変種の特徴だそうです。目を引くのはその花のかたちで、唇弁は丸くふくらんでまるでコップのようです。水がたまらないかと心配になりますが、上側の背萼片が屋根のようになって、水の侵入を防いでいるのかもしれません。唇弁にある褐色の模様をよく見ると、花ごとに少しずつ異なるのがわかります。
■撮影地別
 ○山梨県


クローズアップ
■群落
2004.7 山梨県
2004.7 山梨県
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「キバナノアツモリソウ」