Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > ヒゲナガスズメノチャヒキ

ヒゲナガスズメノチャヒキ
(髭長雀の茶挽)
Bromus diandrus
 ヒゲナガスズメノチャヒキはヨーロッパ原産の1〜越年草で、明治時代に横浜で気づかれ、戦後に広がって全国各地の路傍で見かけるようになりました。なんといっても、小穂から数本ずつ伸びる、5cm前後もある長い芒が特徴で、目を引きにくいイネ科では異例というべき個性です。果実が熟すにつれて花序は茶色くなり、ふんいきはだいぶ変わってきます。神奈川県ではあまり見た記憶がないのですが、仙台市内では公園や道路の植込みの明るいところで群生しているのをよく目にします。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市


クローズアップ
■群落
2023.5.9 宮城県仙台市
2023.5.9 宮城県仙台市
Before Plant   Next Plant