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ヒガンバナ (彼岸花)
Lycoris radiata
 稲穂を垂れて黄色に色づいた水田と、畦に咲く真っ赤なヒガンバナのとりあわせは、日本の秋の代表的な風景としてよく取りあげられます。ヒガンバナは農耕との結びつきの強い植物で、もともと日本に自生せず、農耕の渡来とともに大陸からもたらされたものといいます。ヒガンバナは種子のできない3倍体で、農作業による土壌の攪乱により球根が広がって増えたものでしょう。有毒植物ですが、水でさらして毒ぬきをすることで救荒作物として利用されたことも、水田周辺に多い理由かもしれません。
■撮影地別
 ○埼玉県日高市


クローズアップ
群落
2000.9.23 埼玉県日高市
2000.9.23 埼玉県日高市 2000.9.23 埼玉県日高市
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