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ハウチワテンナンショウ
(羽団扇天南星)
Arisaema limbatum var. stenophyllum
 テンナンショウには葉より先に花を広げる早咲きのグループがあって、ヒガンマムシグサが代表といえます。ハウチワテンナンショウもまたその1つで、近縁のミミガタテンナンショウを小型にした印象です。仏炎苞が開くところの縁が外側に広がることや、小葉が7枚以上あるところは同種に似ています。神奈川、山梨、静岡の各県が接するあたりの山地に生え、神奈川県では丹沢と箱根から知られます。名前は小葉が多くならんだようすを、鳥の羽でつくった「羽団扇」にたとえたものでしょう。
■撮影地別
 ○神奈川県箱根


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2020.5.30 神奈川県箱根