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ツルソバ (蔓蕎麦)
Polygonum chinense var. thunbergianum
 ツルソバは海岸近くの林縁や道路脇などに生えるつる性のタデの仲間で、周りの低木やフェンスなどに寄りかかって枝を伸ばします。花期が5〜11月と長く、次々に花を咲かせるため、花と果実が一つの枝に同時についていることも少なくありません。本州中部以南に分布しますが、暖地が分布の本場のようで、南にいくほど生育が旺盛になるようです。この日、野間岬を目指して国道を自動車で移動していると、いたるところでツルソバが低木にからみつくようにして広がっていました。
■撮影地別
 ○鹿児島県笠沙町
 ○長崎県長崎市

クローズアップ
群落
2002.12.8 鹿児島県笠沙町
2002.12.8 鹿児島県笠沙町 2019.11.4 長崎県長崎市
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