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シオミイカリソウ (潮見碇草)
Epimedium trifoliatobinatum
ssp. maritimum
 シオミイカリソウは、豊後水道をはさんで四国西端と九州東端の沿海地の山あいに生えるイカリソウです。四国の蛇紋岩地に生えるヒメイカリソウの海岸型とされ、亜種名からもそうとわかりますが、同じ意味でも、和名の「潮見」のほうがより雅趣ある命名に感じられます。葉が常緑で、葉が2回2出することなどがヒメイカリソウとのちがいですが、革質の厚手の葉は色とりどりの斑入りで、イカリソウの半分くらいのミニサイズの花をつけるところなど、かなり個性的な種類と感じました。
■撮影地別
 ○大分県


クローズアップ
■群落
2018.4.15 大分県
2018.4.15 大分県 2018.4.15 大分県
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