Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > リュウキュウシロスミレ

リュウキュウシロスミレ (琉球白菫)
Viola betonicifolia var. oblongo-sagittata
 沖縄本島北部の土壌は国頭マージと呼ばれる赤土で、作物栽培にはあまりよい土質とはいえません。ところがリュウキュウシロスミレはこのような環境を好むらしく、何も植えつけられていない畑ではリュウキュウシロスミレの群生が見られ、他には芝生でも点々と咲いていました。アリアケスミレとは別変種の関係にあり、九州南部の一部と南西諸島には、アリアケスミレと入れかわってこのスミレが分布します。花はアリアケスミレとかわりませんが、葉のつけねが幅広く、三角形に近くなるのが特徴です。
■撮影地別
 ○沖縄県東村


クローズアップ
■群落
2005.3.16 沖縄県東村
2005.3.16 沖縄県東村
Before Plant   Next Plant