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オオハクサンサイコ
(大白山柴胡)
Bupleurum longiradiatum var. pseudonipponicum
 セリ科の植物といえば、白い花というのが通り相場ですが、中にはミシマサイコ属のように黄色の花をつけるものもあって、近縁の園芸品種を花屋でも見かけます。オオハクサンサイコもその一つで、南アルプスの亜高山帯の草地に特産する植物です。セリ科の花のつき方は複散形花序という、多数の花が傘状についた散形花序が組み合わさったものですが、オオハクサンサイコは近縁のハクサンサイコにくらべ草丈は高いものの、上部の散形花序が小さいためか、全体に貧弱な印象です。
■撮影地別
 ○山梨県北岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2003.9.11 山梨県北岳