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オオビランジ
Silene keiski
 オオビランジはビランジよりも全体に大型で、花は直径3cmほどもあり、草丈は大きいものでは60cmにもなります。ビランジの場合、花冠のつけねにある萼筒や花柄に毛が生えますが、オオビランジのそれは無毛です。本州中部の山地に分布し、南アルプスではわりあいに多いらしく、初めて見たのは甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根の岩場でした。同じナデシコ科でも、センジュガンピなどとちがって花弁はきれいにならばず、やや不規則につくのが特徴で、これはビランジと同じです。
■撮影地別
 ○山梨県北杜市


クローズアップ
■群落
2006.8.20 山梨県北杜市
2006.8.20 山梨県北杜市
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