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オオバタチツボスミレ
(大葉立坪菫)
Viola langsdoffii
 オオバタチツボスミレは北方系の大型のスミレで、湿原や湿りけのある樹林下に生えます。北海道では比較的よく見られるそうですが、本州では東北から中部にかけてぽつぽつと遺存的に分布します。花の直径は3cmちかくあって日本のスミレでは最も大きく、花弁に濃紫色のすじが細かく入るのが特徴です。分布地では数は多く、尾瀬では6月中旬に咲き、木道を歩けば普通に見られます。最南端の自生地である奥志賀高原の北ドブ湿原でも、木道ぞいを埋めるように生えていました。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原
 ○長野県北ドブ湿原

クローズアップ
■群落
1992.6.13 群馬県尾瀬ヶ原
2004.6.20 長野県北ドブ湿原
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