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ミヤマヤチヤナギ
(深山谷地柳)
Salix fustescens
 ヤチヤナギとちがってミヤマヤチヤナギは正真正銘のヤナギ科で、北海道の高山に固有の種類です。高山に生えるヤナギは、厳しい環境のせいで直立できず、地表をはって枝を広げるものばかりですが、よく似たエゾタカネヤナギが礫地を好むのに対し、ミヤマヤチヤナギは湿りけのあるところに生え、葉に光沢があるのが特徴です。雌雄異株で、写真は種子が裂開しはじめた雌株です。撮影したのは遅くまで雪が残った草地で、すぐ近くで運よく遅咲きのキバナシオガマも見つかりました。
■撮影地別
 ○北海道大雪山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2009.8.16 北海道大雪山