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コマガタケスグリ (駒ヶ岳酸栗)
Ribes japonicum
 スグリというと、日本ではあまりなじみがありませんが、欧米ではグースベリーの名前で食用にされる果樹の一つです。日本にも近縁種が自生し、いずれも果実は食用になります。コマガタケスグリは亜高山帯の沢ぞいなどの明るいところに生える落葉低木で、高さ1.5mほどになります。春には長さ20cm前後の花序をたれ下げ、小さな花をたくさんつけます。夏には赤黒い果実が房状につきますが、この仲間としては小さめであまりおいしくありません。北岳の大樺沢では普通に見ることができます。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳
 ○山梨県北岳

■クローズアップ
■群落
2007.8.18 長野県白馬岳
1995.6.11 山梨県北岳   
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