Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > コクサギ

コクサギ (小臭木)
Phellodendron amurense var. japonicum
 コクサギといえば、チョウ好きの人にはカラスアゲハなどの食草として知られており、どういうわけか、アゲハの幼虫もコクサギも独特の臭気があることで相通じるものがあります。谷すじなどで見ることの多い雌雄異株の落葉低木で、4月ごろに葉のつけねに雄花は総状花序で数個ずつ、雌花は1つずつつきます。写真は芽吹いたばかりで確認しにくいですが、葉は90度ずつずれながら互生するため、上からみると2枚ずつ並んで見える独特の葉序になることから、「コクサギ型葉序」と呼ばれます。
■撮影地別
 ○山梨県三ツ峠山
 ○神奈川県鎌倉市(雄花)
 ○神奈川県鎌倉市(雌花)
クローズアップ
■群落
2022.5.2 山梨県三ツ峠山
2022.4.10 神奈川県鎌倉市
2022.4.10 神奈川県鎌倉市 2022.5.15 神奈川県愛川町
Before Plant   Next Plant